








グランプリ出場を狙うレーサーにとって、ダービーは11月のSGチャレンジカップ前の第一関門に位置づけられる。賞金レースも佳境に突入するが、優勝争いをけん引するのに峰竜太の名前は外せない。今年はSGボートレースクラシック、そしてボートレースメモリアルの2冠。メモリアルの優勝で、GRANDE5競走をすべて制する「グランドスラム」を達成した。もちろん獲得賞金ランキングは1位。ここもファンの期待を背に、快走を見せる。

峰に待ったをかけるのは毒島誠と池田浩二がツートップ。毒島はA1級に返り咲いた7月以降に猛チャージ。メモリアルの準優勝、三国GⅠの優勝で、賞金ランキングは9位まで急浮上。グランプリ出場どころか、トライアル(TR)2ndからの出場となる6位以内も視野に入れる。
一方の池田は現在4位。今年のタイトルは児島GⅠのみだが、年間を通した安定感はレーサーの中でもナンバーワンと言っても過言ではない。11月には地元の常滑でSGチャレンジカップも控える。賞金6位以内を確保するためにも、堅実かつ冷静なレース運びを見せる。
その他の注目は、ドリーム戦入りを果たした松田大志郎と久田敏之がダークホース的な存在。特に久田は8月のメモリアルに続いてのドリーム選出。積み重ねてきたものを爆発させたい。

センタープールの愛称を持つ尼崎ボートはその名の通りの淡水プール。1Mが広く、レーサーからは乗りやすいとも聞くが逆に6コースは遠いため、内有利な水面として知られている。実際、昨年の優勝戦、そして今年9月までの優勝戦を見ても1号艇が3着を外したことはなく、予想の組み立ては1号艇を軸にする方が賢明だろう。
一方、風向きは向かい風が多いが、秋になって追い風が吹くこともしばしば。追い風になると2号艇、4号艇の差しがよく決まるのもセンタープールのひとつの特徴。またチルトは3度までの使用が可能だけに、向かい風では伸び仕様の4カドまくりもよく決まる。
さらに地元レーサーのエンジン出しが常に注目となるが、ダービーに兵庫勢の出場はなく、お隣の淡水プールである住之江で好成績を残している〝準地元〟の大阪勢から目を離してはいけない。

- 56号機【評価SS】4月の初おろしから通算9優出2Vと実績ナンバーワン。行き足や出足を中心にトップ級に仕上がる好素性機だ。
- 4号機【評価SS】伸びるエンジンならこれ。7月のオールレディース競走で地元の中谷朋子が優勝を飾り、確かな手応えを口にした。
- 18号機【評価S】一番注目しているのが急上昇中の18号機。9月戦で準Vの豊田健士郎が「節イチ」と宣言しており、出足、伸びともに強力パワーだ。
- 37号機【評価A】優勝歴こそないが、乗った選手からの評価は高く、10月初旬開催の西丸侑太朗はフライングで賞典除外となったが「全部の足がいい」と太鼓判を押した。
- 36号機【評価A】行き足やレース足が強力で、9月戦で優勝した萩原秀人も「ダービーに出たらおもしろい」と証言していた。注目必至のエンジン。
- 39号機【評価A】6月に行われた74周年GⅠ尼崎センプルカップで地元の加藤翔馬がV。以降も実戦足は上々で、乗り手を選ばずコンスタントに活躍。


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